コラム記事「歯科におけるコロナ感染の少ない理由は?」|台東区の歯科医院なら中野歯科クリニック

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コラム

歯科におけるコロナ感染の少ない理由は?

/未指定

歯科医院はコロナ感染リスクが医療界トップそれでも感染ゼロの理由

2020/11/3 09:34 (JST)11/3 11:34 (JST)updated

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歯科医院では感染ゼロ

3月に世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミックを表明、欧米諸国が緊急事態宣言を発令した頃、米国金融出版社「GOBankingRates」が、各職業のコロナのリスクスコアを算定。スコアが100に近いほど感染リスクが高いのだが、歯科衛生士99.7、歯科医92.1と歯科関連が医療関係でもトップだった。ほかの医療関係では、開業医90.1、正看護師86.1、放射線技師84.1、内科医79.8、救急隊員70.7

「患者さんの中には、歯科の診療を抑制する動きも出ました。しかし、歯科診療を介しての感染は(1020日時点で)一例も報告がありません。このスコアは、労働統計局のデータに基づき、どれだけの人と近接する仕事か、他人にどれだけ接近して行う仕事か、仕事中に危険にさらされる頻度をみたもので、人に近接する仕事として気をつけてくださいというメッセージとして捉えています」(日本歯科大学付属病院口腔外科・小林隆太郎教授=以下同)

小林教授によると、歯科診療でコロナ感染が起きていない理由として、やはり消毒の徹底が挙げられるという。

「オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)による滅菌の施行、消毒アルコール、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒の習慣がコロナ以前から身に付いていました」